12月9日 本日は落合博光さんの61歳のお誕生日です

私は落合さんが野球に関係する人の中で一番尊敬していて 大好きであると思います。私は野球の最低限のルールを覚えたのは 男の子としては比較的遅い方かもしれませんが 小学校の三年生の頃でした。当時から野球と言えばプロ野球ですが 私は性格的に 取り敢えず一番強いチームには反発を感じます。ですから現在も変わらずに強いジャイアンツをまず大嫌いになりました。普通なら大阪に住んでいるのですから素直に阪神ファンになればよいのかもしれませんが クラスのボス的な存在である友人が熱烈な阪神ファンだったので やはりそこに引っ掛かって阪神以外に好きになるチームを求めました。その頃タマタマ勢いがよくてジャイアンツに三立を食らわしたのが ドラゴンズでしたのでそんな些細なことをきっかけにドラゴンズファンになって50年近くが過ぎようとしています。

私が興味を持ちだした頃は ジャイアンツが九連覇を成し遂げている最中でしたから ジャイアンツが滅茶苦茶に強くて 他の五チームが束になってかかっても 全く歯が立たない位の存在でした。ONの全盛期だったから致し方がなかったのかもしれませんが 毎年ドラゴンズは結構頑張ってはいるのですが 最後には 叩きのめされて悔しい思いばかりをしていました。このままドラゴンズを応援していても 一生セリーグで優勝する喜びを味わえないのではないかと思い始めていました。

所が与那嶺監督率いるドラゴンズがジャイアンツの十連覇を阻止してくれた時には 嬉しくて嬉しくて涙が止まりませんでした。一生ドラゴンズを応援しようと固く決心しました。そんなドラゴンズに落合さんがトレードで それも一対四というとんでもないトレードで移籍してきました。パリーグで三冠王を何度も取ったスーパースターが入団してきましたから いなくなってしまった選手の事を寂しく思う気持ちもありましたが ワクワクして開幕を待ちました。

期待通りに活躍してくれて四番バッターとして優勝に貢献していただきました。FAで大嫌いなジャイアンツに移籍して やはり活躍して大嫌いな長嶋監督の優勝に貢献した時だけは嫌いになりましたが 父親の遺言に従ったのなら致し方のない事かもしれません。現役を引退してから その実績からすればすぐに打撃コーチ位の誘いはあったのかもしれませんが のんびり解説者として過ごしている時に ドラゴンズから監督としての誘いがありました。本人は直ぐに断ろうとしたのだそうですが 夫人が説得して監督を引き受けたのだそうです。本当なら夫人に感謝いたします。

落合さんが監督を務めて頂いた八年間で 実に五回も日本シリーズに出場しました。ドラゴンズファンにすれば夢のような八年間でした。優勝を逃した年も全てAクラスで惜しくも優勝を逃した充実したシーズンでした。ただ余りのずば抜けた成績を収めたために 監督およびコーチ陣の年俸が高騰しすぎて 球団幹部とは確執が生じてしまい 結局は優勝しながらも球団と決別されました。その後のドラゴンズの悲惨な成績を考えると できれば落合さんに終身監督をお願いすべきだったと私は思います。プロ野球ですからきれいごとを並べても 勝ったものが偉いのです。お給料も沢山いただくのは当然です。ファンは兎に角ひいきのチームの優勝を願っていますから ファンの夢をかなえるのがプロ野球チームの使命だと思います。

その為には 落合さんをGM等という中途半端な管理職に置くよりもできたら現場に配置すべきだと私は思います。但し八年間の監督業で 落合さんが当初は若々しかったのに かなりくたびれたお姿になっておられたのは分かります。今更現役の監督が体力的に無理なら せめてもうすこし現場に近いポジションに配置転換を望みます。谷繁が中途半端な形でプレイイングマネージャーを続けるのであれば来季もドラゴンズには全く期待できません。早く立浪を監督に据えるべきだと思います。何のかんのと申し上げても 所詮私はドラゴンズを応援する事しかできない人間ですから 少しでも早くまた強いドラゴンズが復活してほしいです。

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